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中村吉右衛門が「時今也桔梗旗揚」初代の得意演目…「芸の大きさ伝える」

2009.9.1 08:21 産経

「時今也桔梗旗揚」の武智光秀を演じる中村吉右衛門 歌舞伎の中村吉右衛門が2日から、東京・東銀座の歌舞伎座で「時今也桔梗旗揚(ときはいまききょうのはたあげ)」「勧進帳」などに出演する。例年9月は「秀山祭」として、秀山の俳名をもつ初代吉右衛門ゆかりの演目を取り上げている。今年は「歌舞伎座さよなら公演」のために「秀山祭」の名はつかないが、初代が得意とした演目がそろった。

 「時今也桔梗旗揚」は、明智光秀と織田信長の確執に焦点を当てた四世鶴屋南北の名作。光秀は武智光秀、信長は小田春永と名を変え、2人をめぐるさまざまな人間模様が描かれる。吉右衛門は光秀を演じる。

 「光秀が武士の面目を保つため、自然に謀反に向かっていくように見せなければいけない。今の世の中でも、会社の上司と部下でそういうことが起きるかもしれない。この作品は、せりふだけでそこへ持っていくよう、実父(松本白鸚(はくおう))に熱意をもって教えられました」

 勅使饗応(きょうおう)の接待役となった光秀は、春永の機嫌をそこねて蟄居(ちっきょ)を命じられる。続く本能寺では、春永が馬盥(ばだらい)で酒を飲ませるなど、光秀にさまざまな屈辱を与える。大詰の愛宕山の宿所では、妻の皐月(さつき)や家臣らとともに歌を詠み、春永を討つために本能寺へ出発する。忠実な家来だった光秀が春永の暴虐に耐えかねて意を決するまでの内面表現の妙が楽しめる演目だ。

 「地味で動きもないが、初代の芸の力がお客さまを乗せていった。その芸の大きさを何とか伝えたい」。平成12年以来、9年ぶりの役で、中村富十郎、中村魁春、中村錦之助らとの共演となる。

 また「勧進帳」では富樫左衛門役で、兄、松本幸四郎の武蔵坊弁慶、おい、市川染五郎の源義経と共演する。父方の祖父に当たる七代目松本幸四郎没後60年にちなむ上演で、初代吉右衛門ばかりでなく、二代目尾上松緑、十一代目市川團十郎、十七代目中村勘三郎、十四代目守田勘弥ら、かつての名優の演技のいいところを取り入れて、役を作っていくという。

 26日まで。TEL03・5565・6000。(生田誠)
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