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勘太郎、七之助と兄弟公演「芯」


踊りと音「和」感じて
 歌舞伎の中村勘太郎、七之助兄弟が太鼓や三味線と競演する舞台「錦秋特別公演 芯」が、来月17日午後1時と同5時半から、東京・五反田のゆうぽうとで行われる。昨年度の読売演劇大賞で杉村春子賞に輝き、2012年に六代目勘九郎を襲名するなど、活躍の続く勘太郎に聞いた。(多葉田聡)

 勘太郎と七之助は「地方のファンにも歌舞伎を見てほしい」と、05年から毎年、兄弟で全国を回る公演を続けてきた。5年目の今年は太鼓の林英哲、津軽三味線の高橋竹童が新たに加わり、それぞれの演奏を披露するほか、「芯」と題した競演も繰り広げる(演出・振り付けは藤間勘十郎)。

 勘太郎は「踊りと三味線、太鼓を組み合わせ、これまで見たことのないものを作りたい。僕らは踊るだけでなく、所作台を踏み鳴らしたり鈴を鳴らしたりして、音のコラボレーションを目指す」と狙いを語る。

 若い歌舞伎ファンが増えつつあるが、同世代にもっと和の世界に触れてほしいと願う。

 「海外に行って日本のことを尋ねられても、答えられない人が多い。今回の公演で、歌舞伎や太鼓、三味線といった日本の伝統を一度に見て、感じてほしい」

 昨年は「仮名手本忠臣蔵」で8役を演じ分け、杉村春子賞を受賞。今年も1月の浅草歌舞伎に始まり、大阪・松竹座、香川・こんぴら歌舞伎、京都・南座、博多座、歌舞伎座、今月の名古屋・平成中村座と、休む間もない活躍が続く。「一本刀土俵入」や「土蜘」、「伊賀越道中双六」の「沼津」など大役への挑戦も相次ぐ。

 「『一本刀』のような芝居は初めてだったし、20歳代で『沼津』の呉服屋十兵衛を演じるのは本当に大変だった。これだけ大きな役をやらせていただけることへの感謝を忘れず、一つ一つ吸収していきたい」

 女優、前田愛との結婚を来月に控え、3年後には父、勘三郎が名乗っていた勘九郎を襲名することも発表された。27歳。大きな飛躍の時を迎えたが、力みや気負いは一切感じられない。

 「勝負時なのは、いつものこと。今を一生懸命生きるしかない」

 若い才能がひしめき合う歌舞伎界でも同世代のライバルを意識することなく、自分の足元を見つめる。

 「歌舞伎は順位を争うスポーツじゃない。みんなでバランスを取り、面白い作品をお見せすることが大事」

 「錦秋特別公演」は10月8日に東京・町田市民ホール、14日に千葉・君津市民文化ホールでも行われる。(電)03・3583・6766。

(2009年9月14日 読売新聞)
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われ日本の伝統芸能を愛す。そのため記事をここに書きとめ候。参考にされるならば、またうれし。ともに伝統芸能にはまろうではないか。
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あれ、どこで読んだんだっけなと探すことが多いので、ここにたんたんと書き留めることにしました。最新あり、遅いのもあり。鷹揚のご見物を♪


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