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3兄弟で祖父を追善 芝・増上寺で『三響会』

2009年8月22日東京

 能楽囃子(はやし)方・大鼓の亀井広忠、歌舞伎囃子方・小鼓の田中伝左衛門、同・太鼓の田中伝次郎の三兄弟が、「三響会」を九月十一日午後三時と六時の二回、東京・芝公園の増上寺で開く。

 同会は伝次郎がプロデュースし、一流のゲストを招いて一九九七年から一、二年に一回ずつ開いてきた。今年は三人の祖父である十一世田中伝左衛門の十三回忌追善と銘打ち、今月初旬の京都・南座に引き続いての公演。

 演目は「能楽師の修業もしていた祖父にゆかりの深い、また追善色の強い三番になった」と話す広忠。「いままで能も歌舞伎も力で押していく、気迫を前面に出したスピード感あふれる音楽をお届けしてきたが、今回は、かなり渋い曲目選定になった」とも。

 幕開きは長唄「若菜摘(つみ)」。三兄弟に、特別出演として三人の師でもある母親の田中佐太郎(十一世の三女、十二世伝左衛門)が初参加して演奏する。

 続く能と舞踊による「江口」は西行法師と遊女のかかわりを描いた作品。立方に日本舞踊の藤間勘十郎と、能楽から梅若玄祥(特別出演、昼)と山崎正道(夜)が交代でゲスト出演する。

 「長唄の『時雨西行』は十一世が好きだった曲。能の『江口』と合わせていいとこ取りの構成にしたが、ストーリーを重視すると時代設定が少し変わるので、そこは三響会の音楽面重視ということで…」(広忠)と、趣向を凝らす模様。

 最後の能と歌舞伎による「羽衣」は、歌舞伎俳優の尾上菊之助が立方に、そして二番とも地謡に能楽の観世喜正が登場する。

 「追善は先祖の供養というが、自分たちがどういう方向に進みたいかというのを、世に発表する場でもあると思う」と伝左衛門。

 伝次郎は「増上寺は十代からの夢。昨年秋、ここで初めて『珠響(たまゆら)』コンサートを開いたが、三響会もやってみたかった。本殿の中でやるが、百パーセント力を引き出してくれる特別な場所、演出は全くいりませんね」。1万4千、8千円。(電)03・3542・2800。 (田中冴子)
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われ日本の伝統芸能を愛す。そのため記事をここに書きとめ候。参考にされるならば、またうれし。ともに伝統芸能にはまろうではないか。
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あれ、どこで読んだんだっけなと探すことが多いので、ここにたんたんと書き留めることにしました。最新あり、遅いのもあり。鷹揚のご見物を♪


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