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モナコで初の歌舞伎公演 9月に団十郎、時蔵、海老蔵で

2009年6月30日 紙面から 東京

豪華な内装は、パリのオペラ座をほうふつとさせるモナコ・オペラ座。客席数は、約500席とコンパクトだ

 F1グランプリの開催地としても知られるモナコで、初めて歌舞伎公演が行われることが29日、分かった。市川団十郎(62)・海老蔵(31)親子、中村時蔵(54)を中心とする一座で9月16日から19日まで、モナコ・オペラ座での上演が決まった。世界中のセレブが集まる超高級リゾート地での歌舞伎公演は、大きな話題を呼びそうだ。

 団十郎・海老蔵にとっては、2007年3月のパリ・オペラ座公演以来、時蔵は今年3月の「NINAGAWA 十二夜」のロンドン公演に続いての海外公演になる。

 2年前、ちょうどパリ公演を成功させて帰国した団十郎が、グレース・ケリー展開催のために来日したモナコ大公アルベール2世と歓迎レセプションで会食。「モナコでもぜひ歌舞伎を」と誘われたのが、直接のきっかけ。その後、日欧文化推進協会と松竹が、実現に向けて具体的な調整を行ってきた。

 その間、団十郎は末梢血幹細胞の移植手術を受け、昨秋、復帰。大量輸血の結果、血液型が「A」から「O」に変わるという大手術だったが、順調な回復ぶりで、海外公演にも医師から「OK」が出た。

 公演が行われる劇場「モナコ・オペラ座」は、モンテカルロを象徴する「カジノ・ド・モンテカルロ」内にあり、パリ・オペラ座を設計したシャルル・ガルニエが手掛け、1879年に完成。伝説の女優サラ・ベルナールがこけら落としを飾った後、数多くの名作オペラなどが上演されてきた。

 今回の演目は、海老蔵が小姓弥生後に獅子の精を演じる「鏡獅子」と団十郎・時蔵の「鳴神」。パリ公演ではフランス語の「口上」も評判になったが、今回はフランス語の字幕はつけるが「口上」はない。

 初訪問となるモナコについて団十郎は、「モナコグランプリでは街中でレースをやりますから、行くと何となくあーここかぁっていう風景が分かるんではないのかなと思います。大変きれいなところのようで、世界中のセレブが集まる特殊な街と聞いてます」と楽しみな様子。

 また、海外公演の意義についても力強く語った。「こういう経済状態で行けるということはすごく意義深いこと。ここのところ日本人が思っている以上に外国で日本の文化に対する関心が高まってる印象を受けますし、実際そうだろうと思います。世界が一つの同じような文化に肥大化してきてるように思うんですが、文化は多様である必要が絶対あると私は思ってますので、東洋の湿気の多い、四季のある、この環境でできたものをぜひヨーロッパの方々に見ていただきたい」

<モナコ公国> 面積1・95平方キロメートル、人口約3万2000人(2004年)の世界で2番目に小さな国。フランスの地中海沿岸地方コート・ダジュールとイタリアとの国境近くに位置する。カジノや公道を走るF1グランプリなどが有名。個人居住者には所得税を課さないタックス・ヘイブンでも知られ、世界中から有名人、富豪が集まっている。佐藤琢磨、クルム伊達公子、デューク更家らも在住。公用語はフランス語、ほかにモナコ語、英語、イタリア語。
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あれ、どこで読んだんだっけなと探すことが多いので、ここにたんたんと書き留めることにしました。最新あり、遅いのもあり。鷹揚のご見物を♪


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