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<舞踊>9月に『山帰り』を奉納 三津五郎 成功祈願でお練り

2009年7月11日 東京

 歌舞伎俳優の坂東三津五郎が九月十六、十七の両日午後四時から、神奈川県伊勢原市の大山阿夫利神社能楽殿で、歌舞伎舞踊「山帰り」を奉納する。

 「山帰り」は、江戸時代の庶民の信仰「大山参り」の道中に起こるテンヤワンヤを描いた作品。大山参詣にかこつけて節季の借金取りから逃げ出した鳶(とび)が、参拝を済ませた帰途、お土産の麦わら細工のラッパなどを持って登場。ばくちには負け、安女郎にも劣った女を相手にした自分たちの間抜けな様を自嘲(じちょう)的に踊った後、新内の「蘭蝶(らんちょう)」でクドキ、手ぬぐい踊り、庄内踊りに続いて、最後は再び旅を続けるという、粋でユーモラスな舞踊。

 江戸時代の名優、三代目坂東三津五郎が文政六(一八二三)年、玉川座で初演。坂東流のお家芸として当代三津五郎まで受け継がれている。

 同神社に縁の深い演目ながら、これまで奉納舞踊は行われず、三津五郎が十代目を襲名した折「ぜひとも奉納舞踊を…」と念願。このほど大学時代の友人らが実行委員会を立ち上げ実現した。

 三津五郎は「長年の念願がかなってうれしい。衣装も三代目の三津五郎格子と同じ扮装(ふんそう)にし、坂東流ならではの“元祖”の踊りをお見せします」と、意欲を見せた。

 三津五郎は、さきごろ同神社を訪れ、公演の「成功祈願お練り」を行った。坂東家の家紋入りの高張提灯(たかはりちょうちん)、「成功祈願」の横断幕を掲げ、旅館、土産物店が両側に立ち並ぶ下社への参道約二キロを、三津五郎が家元をつとめる坂東流の門弟ら約百人と練り歩くと、ファンや参拝客から「大和屋!」「十代目!」などの掛け声が飛び交った。

 また、林家正蔵が昨年、「大銀座落語祭」で演じた「勧進帳」を三津五郎から指導された縁で、その“恩返し”に同神社ゆかりの古典の名作「大山詣り」を奉納口演する。このほか、江戸消防記念会鳶頭連中の木遣(きやり)りなどもある。

 6千~2千円。(電)03・5829・8031。

  (増渕安孝)
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