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軽いノリで『伝統芸能』紹介 NHK教育、27日から初心者向け特番

2009年7月11日 朝刊 東京

 とかく「とっつきにくい」とされる欧州や日本の伝統芸能に親しんでもらおうと、NHK教育は“入門特番”を二十七日から四夜連続(午後10時25分)で放送する。ジャンルはオペラ、歌舞伎、文楽。過去にも初心者向けの番組はあったが、今回は深夜バラエティーのようなノリで若者も取り込む狙いという。 (千万勲)

 二十七、二十八両日は「愛の劇場」。有名なオペラ作品「カルメン」と「蝶々夫人」に描かれた男女の愛を、現代ドラマで再現する。例えば「蝶々夫人」は、ヒロインのOLが席を立った際、エリートの男にぶつかり、彼のコーヒーがかかってしまう。「おわびに食事を」と誘う男に、ヒロインは一目ぼれ。ところが、別の女性も店に誘われていて…。

 スタジオでは、女優の夏木マリ、タレントのYOU、コラムニストのマツコ・デラックスの三人が、ドラマを基にトークを繰り広げる。かの無責任男は「蝶々夫人」のピンカートンのことで「こういう男って、どうなの」「なぜほれちゃう?」と侃々諤々(かんかんがくがく)だ。

 舞台が仕事場の夏木は別にして、あとの二人はオペラの知識が一般人並みらしい。相馬和弘ディレクターは「三人とも“ぶっちゃけキャラ”で盛り上がった。オペラの人物たちは、今の恋愛と同じ原理で行動していることが分かる」という。

 二十九、三十日は、それぞれ「熱血体育会系!歌舞伎部」と「文楽つっこみガールズトーク」。このうち「歌舞伎部」は、歌舞伎俳優・市川右近が監督を務める架空の運動部に、お笑いコンビ・ペナルティら体力自慢のタレント三人が入部。重さ十五キロの衣装を着た姫の動きや、音楽に合わせた独特の立ち回りなどを、身をもって体験する。

 湯木和則チーフプロデューサーは「特にかつらが重く、すり足でしなやかに歩くのは地獄のつらさ。舞台ではトップアスリートに匹敵する運動が行われていることを、実感してもらえれば」。出演者はジャージー姿で、スポーツ科学の研究者による検証もある。

 一方の「文楽」は、女性タレントら門外漢の疑問に、人形遣いの桐竹勘十郎が答える。「なぜ人間がお盆に乗って回るの」「こんな程度で心中はしないでしょう」と、素人目線のつっこみがいっぱいだ。

 そもそも、伝統芸能はなぜとっつきにくいのか。「オペラは本質的な内容を五分で語れる。それを二、三時間に延ばしているから、今の時代とテンポが合わないのでは」と相馬ディレクター。これに対して湯木プロデューサーは「なぜかは永遠の課題」と笑う。

 「それより、どうすれば受け継がれるか。『日本人だから知らなきゃ』では、若者に訴求しない。他方、欧州では歌舞伎や能楽がうけている。自分たちにはまったく新しいものだから、面白がっている。この『未体験の驚き』を出した方が、ピンとくるのでは」
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われ日本の伝統芸能を愛す。そのため記事をここに書きとめ候。参考にされるならば、またうれし。ともに伝統芸能にはまろうではないか。
なんちゃってね。
あれ、どこで読んだんだっけなと探すことが多いので、ここにたんたんと書き留めることにしました。最新あり、遅いのもあり。鷹揚のご見物を♪


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